なすブログ♪

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【書籍紹介】できる課長は「これ」をやらない!

こんにちは、なすです♪


今回は【できる課長は「これ」をやらない!】という書籍をおすすめしたいと思います。


まず前置きとして、この書籍の著者である安藤広大さんについて少し書きますと、
安藤さんは、識学という学問を活用して経営コンサル(会社の売り上げアップに貢献)する会社である「株式会社識学」の社長さんです。
識学とは簡単に言うと、会社などの組織の中でそれぞれの立場の人には、それぞれの立場に合った考え方がありますよと教える学問です。
それぞれの立場に合った考え方を持って仕事をすることで、組織内の人は成長できるのだそうです。


ではなぜこの本を派遣社員の人におすすめしたいのかというと、この書籍を読めば、
指示を受ける立場である派遣社員が、何を意識すれば自分の成長に加えて組織の成長に貢献できるのかが明確に分かるからです。
それに従い行動すれば、派遣社員の人は正社員登用にぐっと近づけます!


この書籍には意識すべき項目が33個も載っていて、もちろん全部できるに越したことないのですが、正社員登用された経験のある私の立場から、これができれば登用されるのは時間の問題だろうというものを3つだけ挙げたいと思います。



早速3つ列挙すると、


・自己評価しない
・あとから言い訳しない
・上司が決めない、変わらないことを言い訳にしない


では、一つずつ解説するとともに、どう働けばいいかまでセットでお話しします。


自己評価しない


「自分はこんなに一生懸命働いているのに指揮命令者は全然評価をしてくれない」と考えてはいけません。
評価をするのは自分ではなく、指揮命令者です。
なので自分が一生懸命働いているつもりでも、指揮命令者からそう見られていなければ、一生懸命の方向性が間違っている可能性があります。


あまり自己評価ばかりして、低く評価している分にはまだましかもしれませんが、高く評価していると、実際の評価との差に苦しむことになります。


まずは指揮命令者の言うとおりに動いてみて下さい。
指揮命令者の指示に振り回されるのは嫌だと思う人もいるかもしれませんが、よかれと思って指示通りに動かなくても、悪い結果が出た場合は、指揮命令者は指示通り動かなかった派遣社員の評価を悪くすることは当然あり得ます。


指揮命令者が責任をとれない(とりにくい)状況を派遣社員は作ってはいけません。
指揮命令者のいう通りに動くことが指揮命令者から良い評価を得られる第一歩と心がけてみて下さい。


あとから言い訳しない


あとからとは、結果が出てからという意味です。
例えば資料作成や実験などを指示されて、「○○についてよく分からなかったのでここまでしか出来ませんでした」とか
「先に○○の指示を受けていて、そちらが終わらなかったのでできませんでした」などが典型的なあとから言い訳です。


私が派遣社員の時は、「自分が責任を取りたくない」「仕事ができない人間と思われたくない」という小心者精神で、
分からないことが出てきたらすぐに指揮命令者に聞きに行ってましたし、
他の仕事をすでに受けていたら、「この仕事を終わらせてからで良いか」と聞いたり、仕事が終わりそうになかったら早めに報告したりしていました。


精神は小心者でしたが、やってたことは結構正しかったと、この本を読んで感じました笑


一番の末端の社員が抱え込んでいても、会社にとってメリットはないんです。
困ったことがあったら指揮命令者に意見を求めれば良いです。


ただし意見を求めたり質問したりする際に気を付けたいことが一つだけあります。
それは聞き方です。
この記事↓↓
www.asamiyakonasublog.com

でも書いたことですが、


指揮命令者に何かを聞きに行く際は「自分の意見を添える」ことを忘れないでください。
自分の意見を添えずに聞くと、指揮命令者に100%考えさせることになり、指揮命令者への負担が大きくなってしまいます。


自分の意見が正しければ、「そうしてください」で終わりますし、間違っていれば「ここが違う」と相違点を示すだけで終わるので、指揮命令者への負担はぐっと減ります。


「結果が出てから言い訳しない」ためには作業中に言い訳(意見を求めたり、質問したり)することが必要です。
これができれば指揮命令者からの評価が上がることでしょう!


上司が決めない、変わらないことを言い訳にしない


派遣社員は現場を任されることがほとんどでしょう。
会社によっては上司、つまり指揮命令者があまり現場を見ずに現場に無理な指示をしてくることがあるかもしれません。


私が働いている会社もこの典型です。


現場を知ることも指揮命令者の仕事ではあるのですが、知りに来ないことを言い訳に、「できない」「やりたくない」と言っていても埒があきません。


知りに来ないのなら、知ってもらおうと考えましょう。
「現場はこういう状況なので、その仕事に割く時間が取れないです。今やっているこの仕事をいったんストップすれば、できるとは思います。」とか、
「今やっている仕事に人員をもっと割いてもらえれば」とか、
「○○という機器(あるいはシステム)を入れて効率化してもらえれば」など。
こんな感じで指揮命令者に現場について知ってもらうと同時に、どうすればその仕事ができるか提案すると、何かしらのアクションを起こしてくれます。


私が派遣社員だった時は、結構怒り気味で「私は今この仕事も抱えているのに、その仕事までできるわけないじゃないですか。この仕事より先にこっちやっても良いですけど、今の仕事が遅れても文句言わないでくださいよ」と言っていました。


真似しないでくださいね。怒っちゃだめですよ笑
冷静に現場について教えてあげてください。


以上のように、指揮命令者が決めない、変わらない場合には、
現場の状況を現場から伝えて、指揮命令者が決めたり変わったりする機会を提供しましょう。
これが出来れば正社員登用は余裕でしょう。




では最後にまとめに入ります。


今回は、正社員登用を目指す派遣社員に『できる課長は「これ」をやらない!』という書籍をお勧めさせていただきました。


書籍内には意識すべき働き方が33個載っているのですが、派遣社員から正社員になった経験のある私が、派遣社員は「これからやればいい3つ」を紹介させていただきました。


まずはこの3つを意識して仕事してみて下さい。
正社員登用がぐっと近づくはずです!



もし残りの30個の意識すべき働き方を知りたい方は、貼ってるリンクからAmazonの書籍購入のページに飛べるので、Amazonで良ければそちらからどうぞ。

できる課長は「これ」をやらない!

できる課長は「これ」をやらない!