なすブログ♪

このブログでは、私が知って覚えておきたいと思った情報や、ふと気づいたことをまとめています。

【書籍紹介】東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にかなわない

こんにちは、なすです♪

 

 

今回は「東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にかなわない」という書籍を紹介します!

 

 

こちらは日本一の大学である東京大学を卒業した経歴をもち、しかもプロゲーマーである、「ときど」さんという方が書かれた本です。

 

 

ときどさんはこの書籍にも書いてありますが、いくつもの格闘ゲームの世界大会で優勝されており、優勝回数が世界一位になったプロゲーマーなんです♪

 

 

そんなときどさんが、東大卒という最強の肩書を捨ててまで、なぜプロゲーマーになったのか。

さらには、「論理は結局、情熱にかなわない」とは一体どういう意味なのか。

この書籍には、そんな事が語られています。

 

 

この書籍紹介では、

①私が読んで、これだけは覚えておきたい!と思ったポイントをリスト化し、抽象度の高いものはもう少し伝わりやすい表現で、■で記載しています。

 

 

②続いてこの書籍を読んで私がどんな行動をしたか(今後するか)を記載しました。

こちらはあなたが行動に移す際の参考になれば幸いです。

 

 

【①覚えておきたいポイント】

 

・過去の蓄積が使える状態にあるのなら、まずはそれをすべて見渡すこと。 

ゲームなら、データ集(ムック本と言うらしい)を見てキャラはどれにするか、どんな技ができそうかなど、何ができそうで何をしないといけないか、課題を見つける。

 研究なら、先輩や教授の論文を読んだり、先行研究の文献を調べたりして、過去の手法を組み合わせて、新しい成果につなげる。

 

■前提の知識をまず頭に入れて、現在の課題を抽出しようということです。

 

 


・最短距離で成果を掴むために有効な手法に「しらみつぶし」がある。

本当にしらみつぶしにやるのではなく、因子を1つに絞ってひたすら検討するということ。

例えば対戦ゲームなら、特定のキャラの対処が難しい技「1つ」に対して、自分のキャラの「全て」の技の相性を調べる。

研究なら、結果に影響を与えうる1つの因子(温度とか作用時間とか薬液濃度とか)の条件を変えてひたすら検討する。

 

これにより、例えばゲームなら、対処が難しい技と似た性質を持つ技との相性は、想像しやすくなる。

研究なら、それぞれの因子の影響から、それぞれの因子を同時に変化させたときの影響をある程度予想できる。

 

このようにまずは1つをしらみつぶしに検討することで、他の似た性質のものへの対処がしやすくなったり、他の因子を組合せたときの影響が想像しやすくなったりする。

 

■広く浅くではなく狭く深く、ターゲットをまずは1つに絞って極めよう!ということです。

 

 


・成果を残せる人間と、そうでない人間の違いは何か。 答えは情熱である。

自分のなかに情熱の火がなかったら、時間もかけられないし、集中もできないし、試行錯誤も生まれない。これでは、情熱のあるやつに敵いっこない。

 

■情熱は「楽しいと思えること」、「面白いと思えること」、「他の人にも伝えたい、してほしいと思えること」、「自然と頑張れること」、「どうしても続けたいこと」など、ポジティブな感情を持っていることだと思います。

 


・情熱は人に伝染する。応援を生む。情熱を持ったもの同士が集まればさらに大きなエネルギーとなる。

 

 
・情熱の火は自分から燃やせる人もいれば、人に移してもらわないと燃えない人もいる。

 

 
・情熱なき成功には意味がない
自分が情熱を捧げたものに対する成功(何かしらの形としての成果)は非常に嬉しいものだろう。

しかし、情熱を捧げてないもので成功しても大して嬉しさは感じられない。

■褒めてほしい事で褒められたら嬉しいが、そこ褒められてもなぁってときがあると思います。これに近いかなと思いました。

 


・情熱の火を移してくれるモノは、どこかのタイミングでなくなるかもしれない。そうなる前に、自分で情熱の火を燃やせるモノを真剣に見つけとかなければいけない。

 ■自分で情熱の火を燃やせるモノがあるとベスト。

しかし著者のときどさんも情熱の火を移してもらって頑張ってきた人でした。

情熱の火を自分で燃やせるモノは、ふとした拍子に自分の中から湧き出るもの、または原点に立ち戻ったときに見えてくるモノなのかもしれません。

 


・就きたい職業、就職したい企業のランキング上位には、「稼げる仕事」、「安定している仕事」、「華のある仕事」のような魅力的な「イメージ」のある職や企業が連なる。
しかし、実際に自分でその仕事に取り組んで、「イメージ」どおりの姿にもっていくためには、結局のところ、情熱というものが必要不可欠となる。

 ■大企業や有名企業、活躍する企業は、そこに入ったら稼げたり、安定したり、華が出るわけではなく、本人の情熱をもった行動がそのイメージへと近づけてくれるということですね。

 

 


・ロジックや合理性は、情熱があってこそ生きるもの。情熱なしにそれらを振り回したところで、何も生み出すことはできない。

■正論をただぶつけられても、行動に移すだけの情熱(思い)がなければ、その正論が実行されることはないということ。

 

 


楽しもうという情熱をもって闘っていたももち(プロゲーマーの一人)やウメさん(プロゲーマーの一人)に負けた。おそらく彼らは、楽しませようという情熱だってもっていたに違いない。

■楽しむだけでは足りなくて、周囲を楽しませるエンターテイナーでなくてはならないということ。

 

 


・仲間たちと競い合い、高め合う習慣がある人間に、たった1人で練習している人間が、勝てるはずがない。

■やはり仲間は大切で、思いや考え方をおっぴろげに共有できる人がいることで、自分や仲間の、思いや考え方に磨きがかかるということ。

 

 


・人間は、年齢を重ね、キャリアを重ねるうちに、自分の成功体験に縛られ、新しい知識を受けつけなくなっていく。それは人間である限り、誰しもが直面することかもしれない。

しかし、新しい知識を習得する機会を失えば、そこで成長は止まる。

 ■世の中は思ったよりも速いスピードで変化しているのだから、過去の成功体験をいつまでも現在で通用すると思っていては、変化に対応できない。成長するには新しい知識を習得してどんどん変化し続けなければならないということ。

 

 

 

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以上が覚えておきたいポイントでした。

 

 

上記のポイントだけ見ると堅苦しい感じの書籍なのかと思う人もいるかもしれませんが、

この書籍には、ときどさんがどのようにして東大やプロゲーマーの道に進んでいったかが、当時のリアルな心境ととともに記載されているので、

人間ドラマみたいなのも感じられて、読み物としてもとても面白いです!

 

 

ときどさんのプロゲーマーへの道筋も気になる方はこちら↓↓からどうぞ

  

 

【②私が行動に移した(移す)こと】

最短距離で成果を掴むための手法である「しらみつぶし」を、現在勉強中であるプログラミングに当てはめて実行しています。

 

具体的には、プログラミングにはプログラミング言語というものが数多くあって、どの言語も導入は分かりやすくて面白いのです。

  

しかしいろんな言語の導入だけをやっても、使えるスキルは身につかないので、WEB制作に必要な言語に絞って勉強しています。

 

 

 

また、情熱の火を他の人から移してもらう方法として、私はTwitterを活用しています。
Twitterでは情熱の火を移してくれている人がたくさんいます!

情熱の火をもらうにはいい手段の一つだと思います。

 

Twitterを活用するときに注意したいのは、ダラダラ見ないことです。

モチベーションを上げたいときに、上げてくれるアカウントをあらかじめ決めておいて、その人のツイートを見に行くようにすれば、ダラダラ見ずに済みます。

  

情熱の火を移してくれるアカウントの特徴は次の3つと考えています。

 

・最終目標の人

・自分より少し前を行く人

・初心者を応援してくれている人

 

自分がどんな状況であるかによって、上記のアカウントの人々のツイートを選んで見に行ってます。

参考になれば幸いです。

 

 

 

まだまだ私は、情熱の火を自分で生み出して行動できてはいないので、他の方から情熱の火を移してもらって頑張っています。

著者のときどさんでさえ情熱の火を移してもらって頑張っていたのですから、ここは焦らず、他の方から情熱の火をもらいつつ、自分で情熱を燃やせるモノをじっくり探せばいいのではないかと思います。

 

 

もう一つ、この書籍を読んで意識するようになった考え方があるので、書かせてください!

それがこれ「ロジックや合理性は、情熱があってこそ生きるもの。情熱なしにそれらを振り回したところで、何も生み出すことはできない。」です。

 

 

仕事をしていて、家族と話をしていて、相手にやられたり自分がやってしまったりすることに、「正論を振りかざす」ってのが、私の経験ではよくあります。

 

言っていることは正しいけど、言い方が悪くて(言い方に腹立って)気持ちよく実行できないというものです。

 

説得する側は、気持ちの入れ方を間違えないようにしようと、この書籍から思うようになりました。

どういうことかと言うと、

相手を言い負かす(論破する)ことを目的にするのではなくて、相手に自分の熱い気持ちを理解してもらって、気持ちよく行動してもらうことを目的にして説得したり、提案したりしようということです。

 

 

正論を伝えられる能力がある人はそれだけですごいと思います。

ただ、実はいくら正論を伝えてもそこに情熱がないと、相手が相当な人格者でない限りは、その正論を飲み込んで行動してもらえることはない。と私は思います。

てかむしろ、いつかその正論を論破してやろうという、憎しみに近い気持ちを持たせてしまうかもしれません。

 

 

「ロジックや合理性は、情熱があってこそ生きる」というのは心に留めておきたいです。

 

 

 

最後に、私はこの「東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にかなわない」から、情熱の火を与えてもらえました。

 

 

もし情熱の火がついていない、消えかかっているという人がいれば、ぜひ読んでみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

他にも書籍の紹介をしてますので、気になる記事がありましたら、そちらもよろしくお願いします!