なすブログ♪

このブログでは、私が知って覚えておきたいと思った情報や、ふと気づいたことをまとめています。

【書籍紹介】なぜ、あなたの仕事は終わらないのか

こんにちは、なすです♪

 

今回は元マイクロソフトで働いていた中島聡さん著の「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」という書籍を紹介します。

 

 

中島さんはWindows95を開発された敏腕エンジニアで、世界トップレベルの資産家であるマイクロソフト社長のビル・ゲイツ氏の下で働いていた経験のある方です。

 

 

ビル・ゲイツ氏はとことん効率化を追求する人物で、そのビル・ゲイツ氏に認められた中島さんの働き方が、この書籍には記載されています!

 

 

仕事が終わらない原因や、何をすれば終わらせられるのかといったテクニックの部分だけでなく、 

そのテクニックを行動に移すためのマインドセット(何を意識すれば良いか)が、熱く語られているので、読めばすぐに行動したくなります。

 

 

この書籍紹介では、

①私がこの書籍を読んで、ここだけは覚えておきたい!と思ったポイントをリスト化し、抽象度の高いものはもう少し伝わりやすい表現で、■で記載しました。

 

 

②続いて私がこの書籍を読んで移した(これから移す)行動について記載しました。

こちらはあなたが行動に移す際の参考になれば幸いです。

 

 

 

 【①覚えておきたいポイント】

 

・仕事が終わらない理由は次の3つ
〇安請け合いしてしまう
振られた仕事を、手を付けないうちに「できます!」言ってはいけない
締切を必ず聞き、少し手を付けてから判断させて下さいと上司にお願いする。

締切の2割の時間を使って「本気で」仕事をし、8割仕事が完成したら、「できます」と上司に伝える。

残りの2割の仕事を8割の時間を使って終わらせる。

この際に、自ら締切を早くしては絶対にだめ。次回以降、締切を早くされてしまい、スラック(気持ちの余裕)がなくなってしまう。

 

 


〇ギリギリまで手を付けない
夏休みの宿題のように、夏休みが終わるぎりぎりに宿題を終わらせる(ぎりぎりまで手を付けない)人は多い。

しかし手を付けるのが遅いと、進めてみて案外時間がかかると分かったときに、できたはずの仕事が期日までに終わらないという事態に陥りかねません。

そこですでに書いた通り、締切までの2割の時間を使って「本気で」仕事に取り組み、仕事の8割を終わらせる。
終わらなければ、締切の延長か、他の人に手伝ってもらえたり、代わってもらえないか、上司に相談する。

 


〇計画を締切直前で変更しない
たとえ他の良い案が出たとしても、締切直前で他の案に変更してはいけない。でないと、締切に間に合わなくなる。

■計画とは取引先や株主などのクライアントとの約束なので、締切に間に合わないことは、約束を破ることにつながる。終わらせることが最重要であるということ。

 


・すべての仕事は必ずやり直しになる。

よって全体像を掴めるような試作品を真っ先につくる。決して最初から細部にこだわってはいけない。

最初から細部にこだわることは、彫刻の胸像を作る際に眉毛から掘るようなものだ。




・何かを決断するときに使う気力を、心理学用語で「認知資源」という。

この認知資源は重要な場面でたくさん使えるように、些細なことにはなるべく使用しない方が賢明である。
例えば毎日の服選びに時間を割いているようでは、認知資源が重要な場面で利用できない。
つまり、毎日やることはやり方を決めて(ルーティン化して)認知資源を温存しておくべきだ。
例えば服なら月曜~金曜まで着る服を固定するとか、せめて寝る前に翌日の服を決めておくのが良いだろう。

 


・会議は発表の場ではなく何かを決める場なので、会議の前に発表資料を共有し、会議の日は質疑応答の場とすると、無駄な時間を過ごさずに済むので、30分程度以内で終わる。

 


・予習は最強の時短
授業にしても会議にしても、その場ですべてを理解していくのはシンプルにハードだ。
予習しておくことで当日の理解度は跳ね上がり、記憶の定着もしやすい。

予習でやることは不明点や腑に落ちない点の抽出。

不明点や腑に落ちない点は、授業では解決する事もあるし、もししなければ質問に行く。会議ではその場で質問する。

 


集中力を発揮しないといけない仕事はやりたくない仕事かも知れないので、辞めた方がいい。
やりたい仕事、情熱をもてる仕事をやらなければ、仕事がうまくいかないときに挫けてしまう。
お金目的で仕事をしている人は多いだろう。しかし、お金目的でやっていては、意外と儲からないと分かったときに辞めてしまう。
しかし、こんなことを実現したいという「思い」で仕事をすると、その仕事が苦しいときでも続けていられる。
そして続けた先に成果がついてくる。

 

 

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以上が覚えておきたいポイントでした。少し私の解釈も入っていますが、意味合いが崩れないように配慮はしております。

 

 

この書籍は、中島さんがかなり熱く語っておられて、その熱意は実際に読んで頂いたほうが伝わると思います。

 

 

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【②私の移した(移す)行動】

私はこれを読んで以降、

・なんでもかんでも、「できます!」というのをやめ、期日や上司の要求を聞いてから仕事を受けるようになりました。

・安請け合いしてくる上司に、細かく実施内容や締切日の確認をするようになりました。

・細部にこだわらず、締切前に上司にフィードバックをもらうようになりました。

・服は前日に用意するようになりました。

・行きの電車の中で今日の仕事を予習するようになりました。

・やりたい仕事は何か、実現したいことは何かを考えるようになりました。

 

 

これだけの行動をしてきました。

結果私は、残業時間を月約15時間減らせた上に、自分からやるべき仕事を提案して任せてもらえるようになりました。

 

 

また、最後の「やりたい仕事は何か、実現したいことは何か」を考え始めてから、

今の会社はその時の給料に惹かれて入社しただけで、情熱をもってやりたいことではないと思いなおし、転職を決意しました。

 

 

「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」には、中島さんの紹介する時間術が生まれたきっかけとなった夏休みのエピソードや、

マイクロソフトで働いていた時のビル・ゲイツ氏とのやりとりなども記載されており、読むだけで一流の仕事人の思考と行動が垣間見えるので、非常に読んでいて面白いです。 

 

もしちゃんと読んでみたいと思った人がいらっしゃいましたら、リンクを貼ってますので、そちらからポチって下さい!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも仕事のパフォーマンスが上がる書籍を紹介しておりますので、良かったら下の記事も読んでいただけると嬉しいです! 

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